かいとのへや

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ちまちまと投資しながら生きている社会人の雑記ブログです。

蝉が鳴かない理由とは。異常気象?天変地異?

今年の夏は蝉が鳴かない。関東圏ではそんな声がちらほら聞かれている気がしています。筆者の家の近くでも蝉が鳴いていません。なぜ蝉はいなくなってしまったのでしょうか。異常気象の前触れ?と思って怖かったので調べてみました。

答えは梅雨の短さ

蝉は地中温が25度を超えると羽化し始め、気温が30度を超えて十分な湿気がある晴れの日が続くと羽化し始めます。羽化には気温ももちろんのこと、一定量の雨も必要条件の1つです。雨が少ないことで羽化するタイミングが掴めていないそうです。

昆虫は変温動物ですから、外気温の変化に左右されるんですね。種によってその有効積算温度は違いますが、幼虫やサナギから羽化するまで、トータルで一定の温度を積み重ねなければ成虫になれない。しかも有効温度帯というのもあって、極端に寒かったり、逆に暑かったりすると、それはカウントされないんです。

天変地異の前触れ? 「猛暑なのに、セミの鳴き声が聞こえない」のはなぜなのか、昆虫学者に聞いてみた(デイリー新潮) 超速の梅雨明けでやって来た2022年の夏。…|dメニューニュース(NTTドコモ)

蝉の幼虫の生態は解明されていない部分が多いのですが、数年を地中で過ごすと言われています。数年の間に長雨や猛暑の影響で死んでしまう幼虫もいるそうなので心配ですね。気象庁の7月の平均気温は昨年より1度高いので無事に羽化できるかちょっと不安です。

和歌山では鳴いていました!

それでも筆者はこれから8月にかけて気温と湿度が一定のまま保たれれば羽化してくる蝉も多いのではないかと素人考えながら思っております。

全国的に鳴いていないのかなと思っていたのですが、この前和歌山に行ったときは蝉の合唱を聞けました。前の週は雨続きで行った日の気温は30度を超えていましたが元気に鳴いていました!

昨日の帰り道では力尽きた蝉が倒れていました。合唱までは至らなくても羽化している蝉もいそうです。(仲間より先に羽化してしまって子孫を残せなかったらちょっと可哀想な気はしますが。。。)

やっぱり蝉がいないと「夏」な感じが出ないので、関東でも蝉の鳴き声を聞ける日が待ち遠しいです。