かいとのへや

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世界に1つだけ!ホルマリン漬けが並ぶ「目黒寄生虫館」とは

普段デートにマンネリを感じたら博物館にいくのはどうでしょうか?目黒駅から徒歩12分のところにある「目黒寄生虫館」は世界に1つだけしかない寄生虫の博物館です。寄生虫専門の学者が設立しているため、かなり専門的な資料が多く、こぢんまりとした博物館の割に楽しめます。

目黒寄生虫館の概要

開館時間 午前10時〜午後5時
入館料 無料(寄付金で運営)
休館日 月・火/年末年始*
アクセス 目黒駅徒歩12分
平均見学時間 30〜40分

*月曜日・火曜日が祝日の場合は開館し、直近の平日に休館

本館は戦後まもない1953年に初代館長で医学博士でもあった亀谷了氏の私財で設立されています。たびたび皇族の方も来館されている由緒ある研究所だそうです。博物館運営による普及・啓蒙活動の傍ら、調査や学術指導などの研究活動も行っています。2021年4月に就任された現館長の倉持氏は国立科学博物館で魚類、鯨類の寄生虫分布を研究されていたそうです。

展示されているものは?

寄生虫館はビルの1階と2階に分かれており、1階は動物への寄生虫や寄生された動物の内臓などがホルマリン漬けになって展示されています。2階は人体への寄生虫と研究の歴史について触れられています。いずれも研究目的で作成されたもので貴重な資料だそうです。一般客向けの展示もあり、アニサキスに関するQAセッションや拡大した寄生虫の模型もあり、なかなか興味深い展示でした。

どんな人が来館している?

失礼ながら寄生虫館に来る人はそんなにいないんじゃないかと思っていましたが、行ってみると結構混んでいました。小さい建物なので、歩きづらい印象を受けました。夏休みの自由研究の題材を探してきていそうな子ども連れやカップル、高齢の方など来ている人たちも様々です。6人以上で来館する場合は事前に連絡が必要だからか、大人数のグループは見かけませんでした。

感想(2階の展示が興味深かったです!)

名前のインパクトがありすぎてデートにはちょっとと思われてしまうかもしれませんが、行ってみると意外と気持ち悪くはなく、興味深い資料が展示されています。特に2階は人類と寄生虫の歴史が展示されています。筆者は2000年代まで日本に寄生虫由来の病気があったことに驚きました。一度訪れてみても損はないかもしれません!

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