かいとのへや

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【ファンダメンタル分析】住宅価格が注目される理由と最近の懸念点

米国の消費動向を確認する上で住宅の販売数量や価格は重要な指標になり得ます。本記事ではファンダメンタル分析の初心者でもわかるように住宅関連の指標について解説していきます。

Photo Cilpから

消費動向に関わる指標の一覧

  • 個人消費支出
  • 消費者信頼感
  • 新築住宅販売件数
  • 中古住宅販売件数
  • 住宅価格

 …etc

個人の消費動向を判別する指標はこの他にもありますが、上記が代表的な消費動向に関わる指標です。

住宅価格の見方

一般的に住宅価格が上がれば景気拡大、下がれば景気停滞と言われます。景気が良ければ価格の大きな買い物をしやすいからですね。

特にリーマンショックサブプライムローンと呼ばれる住宅ローンが崩壊して起こったので、住宅価格が上がってくると景気が回復されたとみなされたそうです。

もちろん今のようにコストが牽引するインフレの状態では純粋に価格の上昇が景気拡大につながると言い切れず、住宅の販売件数も確認する必要が出てくるでしょう。

ケース・シラー住宅価格

住宅価格は一般的にケース・シラー住宅価格のことを指します。この指数は世界最大手の格付け機関であるS&Pが公表している指数です。大都市圏、10大都市圏、20大都市圏、全米の4つの指標がりますが、その中で最も注目されるのが全米の指数です。

S&Pの公式HPから確認できます。

www.spglobal.com

住宅価格を見る際の懸念点

ケース・シラー住宅価格指数は毎月最終火曜日に発表されます。直近三ヶ月の住宅価格の移動平均が2ヶ月遅れで集計されるので、足元の情勢がそのまま反映されているわけではありません。金利の上下が激しいときは注意が必要ですね。

住宅件数の見方

消費動向を確認するためには住宅価格だけではなく住宅件数も視野に入れておく必要があります。アメリカの住宅件数は新築と中古の指数があります。アメリカでは圧倒的に中古物件の購入件数が新築より多いので、中古物件件数の方が重要な指数です。

また中古物件と新築物件では件数の集計タイミングが違うので、注意が必要です。新築物件は契約が成立した時点で件数にカウントされますが、中古物件は所有権の移転が完了した時点で件数にカウントされます。

参考資料:

代表的な 2 つの住宅価格指数