かいとのへや

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地震で一番の死因は窒息死!地震で生き残るためにできること

地震で亡くなるというと建物に挟まれて火事に巻き込まれることをイメージしてしまいがちです。ところが近年の大地震では火事によって亡くなる方はあまりいないようです。では何が死亡理由なのか、どうしたら避けられるのかを見ていきたいと思います。

直近の大地震での死亡理由

記憶に新しい大地震を見てみると死亡理由は地震によって圧死や溺死、災害関連死などまちまちです。災害関連死とは地震そのものでは死亡しなかったものの、避難生活による持病の悪化やストレスなどで死亡してしまった方の割合です。特に持病を持つ高齢者の災害関連死が熊本地震新潟中越地震では問題になりました。

一方で、大都市圏で発生した阪神・淡路大震災では70%が建物の倒壊による圧死でした。圧死には2種類あり、重いものが降ってきたことで内臓破裂などで亡くなる場合と重いものが体の上にのり息ができなくなる窒息死があります。阪神・淡路大震災で特徴的だったのが窒息死が圧倒的に多かったことだそうです。

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東京都の災害想定では火事と圧死が多い

では今後30年以内に来る可能性が70%と予想されている首都直下型地震の想定はどうでしょうか。東京都が公開している被害想定では火事と圧死がほぼ全ての死因です。阪神・淡路大震災と同じく都心だからこその死亡要因でしょう。

東京都の新たな被害想定(PDFが開きます)

 

対策1:火事への対策

阪神・淡路大震災での出火要因は過半数が通電によるものでした。地震によって傷ついた配線などに再度電気が通ることでショートし、火事になってしまうのです。それを防止するために自治体が推奨しているのが感震ブレーカーです。

政府のチラシの引用ですが、分電盤やコンセントなどに取り付けることで揺れを感じたら自動的にブレーカーを落としてくれます。デメリットは電気がつきにくくなることですが、携帯用の電源や懐中電灯などで代用するといいでしょう。

https://www.bousai.go.jp/jishin/syuto/denkikasaitaisaku/pdf/denkikasaitirashi_20220826.pdf

 

次にオススメしたいのが木造住宅以外の家に住むこと。伝統的に日本では木造住宅が多いのですが、火事に弱いのが木造住宅の特徴です。東京都も木造住宅の割合を減らすことを震災対策の一部に織り込んでいるので、これから家を購入するという方は木造住宅を避けた方がいいかもしれません。

 

対策2:圧死への対策

この対策は家具と家への2つの対策があります。すぐにできて簡単なのが家具の転倒防止対策です。家具と天井の間につっぱりを入れるだけで転倒防止の効果があります。

もし今何もできないという方は余裕があれば引き出しの一番下を開けてください。重心が低くなるので倒れにくくなるはずです。同じ容量で重いものを下の段に入れるのも対策の1つでしょう。

続いて家の対策ですが、どの耐震基準にしたがって建てられているかを確認してください。1981年基準と2000年基準があるはずです。2000年基準の方が新しい基準なので2000年基準で建てられていればとりあえず安心できそうです。

 

対策3:備蓄

新潟中越地震熊本地震で多かった災害関連死。避難中にホコリを吸い込んで肺機能が悪化したという事例もあるようです。また生活の基盤を失った際にはストレスも大きくなり追い詰められてしまうかもしれません。そうならないためにも薬や食料品などの備蓄や火災保険への加入など日頃からできることをコツコツやっておきましょう。