かいとのへや

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ちまちまと投資しながら生きている社会人の雑記ブログです。

アメリカの食料危機が日本にもやってくる?日本の「食」の問題の今

日本では欧米では禁止されている食品添加物が普通に販売されているという話は知っていましたが、食の問題について改めて考えるきっかけになったので、今日本で怒っている食の問題についてまとめていこうと思います。

フード・インク

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除草剤・農薬

映画内でも取り上げられていたラウンドアップ(グリホサート系)って売られていないんだっけ?と思って調べたら日本でもまだ販売されていました。また遺伝子組み換え作物も大豆・とうもろこし・菜種・わたを中心に加工品や家畜の飼料として日本でも消費されています。 

ただここに書かれているのように安全性は今は世界の食品規制機関によって確認されているようです。今まで禁止されていた国でも規制が解除されてきているようです。米国でも中国でも生産されている農産物の多くがラウンドアップ耐性の遺伝子組み換え作物となっており、禁止されると農業生産が立ち行かなくなる国もあるかもしれません。

https://www.nissanchem.co.jp/news_release/news/n2020_01_23.pdf

 

アニマルウェルフェアの促進

国際獣疫事務局(OIE)の勧告にしたがって日本でもアニマルウェルフェアの指針が作成されています。ただ2020年に行われたWorld Animal Protectionの動物保護指数によれば日本はEとなりかなり低いランクです。

例えば、日本政府が公開しているアニマルウェルフェアの指針では採卵鶏のフリーケージの推進や鶏に負担を強いるビークトリミング(嘴を切ること)の禁止が盛り込まれておらず、これらの行為がアニマルウェルフェアに反しているという意識は生まれにくいように感じました。

農林水産省:アニマルウェルフェアの考え方に対応した 採卵鶏の飼養管理指針

日本では禁止されていない添加物

添加物には賛否両論があると思います。添加物があることで消費期限が延びたり、食感がよくなったりと様々な恩恵がある一方で、健康への被害が心配されています。トランス脂肪酸と赤色2号などは健康への被害が話題になった添加物ですね。

こうした添加物については食品メーカーでも添加量を減らしたり、添加物を取りやめたりして対応しているようです。

筆者の理解では安くて便利な食品が求められる市場ではすべてオーガニックで製造すると品質のばらつきからクレームが出たり、高価すぎてニッチな市場しかとれなかったりするのかなと思いました。調べていておもしろかったのは繊細な日本人の舌に合わせるために添加物を増やしているという意見です。確かに添加物フリーのものが食べたければ家庭菜園をしてその野菜をそのまま食べれば添加物フリーになりそうですね。

感想

フード・インクでは企業に声を届けることができない生産者や消費者の苦しみが描かれていましたが、一番心に刺さったのは「購入は投票だ」という言葉です。卵を買うにもついつい特売のものを購入してしまっていましたが、自分の消費行動を見直したいな…と思いました。ただ収入は少ないのでどこで折り合いをつけるかが難しいです。

参考:

世界がラウンドアップ禁止の流れになっているのは本当か – グリホサートの真実とは2【完全版】(vol.8) | AGRI FACT

アニマルウェルフェアについて:農林水産省

World Animal Protection | Animal Protection Index