「最強脳」の作り方〜頭をよくするたった1つの方法〜
アンデシュ・ハンセン著「スマホ脳」を読んで危機感を覚えた方も多いと思います。では私たちは何をすればいいのでしょうか。最近の研究では能力を高めるためにドーパミンが関係していると証明されてきています。
「賢い」の種類
一般的に「賢い」と呼ばれる人には様々なタイプの人がいると言われています。下記は一例ですが、本書ではすべての賢さを上げるための方法が書かれています。
- 記憶力が高い
- 想像力が豊か(発散的思考力がある)
- 論理性がある(収束的思考力がある)
ドーパミンを増やすことで頭がよくなる
では、どうすれば頭がよくなるのでしょうか。それはドーパミンをうまく取り扱うことです。神経伝達物質であるドーパミンの分泌は脳への報酬となり、モチベーションを上げる要因になります。ドーパミンが分泌された状態では脳が活性化され、仕事や勉強において生産性が高まります。
ドーパミンを増やすためには運動や音楽を聴くことが効果的だとされています。仕事での承認欲求を満たすこともドーパミンを高めるために必要だとされています。
オフィスではなかなか運動はできませんが、お昼休みに少し早歩きで遠くのお店にランチに行くなどちょっとした工夫をすれば30分くらいの有酸素運動ができそうです。オフィスでできない場合は週2,3回でいいのでランニングをするといいかもしれません。お気に入りの音楽を聴きながら行うと更にドーパミンが分泌されそうです。
「最強脳」/アンデシュ・ハンセン
在宅時間が増加し、スマホやテレビを見る時間が長くなっています。スマホ時間の増加は運動不足やうつ状態を引き起こすと言われています。本書では脳の仕組みと活性させる方法について記載されています。特にどのような運動がいいのかも目的別に記載されているので、興味がある方は是非!
薄めの本で各章の構成も理解しやすいので、1時間もかからずに読めてしまうと思います。