かいとのへや

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ちまちまと投資しながら生きている社会人の雑記ブログです。

【株価の材料】SQ日、MSQ日の日程と意味と徹底解説

第2金曜日あたりになると「もうすぐSQ日だから株価が〜」と話す投資系のYoutuberが多くなります。SQ日は金融関係以外の人間には馴染みがない言葉ではないでしょうか。ただこの日は株価の材料が出る貴重な日!そこでこの記事ではSQ日と先物取引について解説していきます。

SQ日・MSQ日とは

先物取引オプション取引では未来のある日に予め設定した金額で売買することを約束しています。売買はいつでもできるわけではなく、ポジションを解消しなければならない日が来ます。その売買の期日のことをSQ日と言います。万が一、SQ日を過ぎてもポジションを保持していた場合は強制的に執行されます。

MSQ日は毎月やってくるSQ日の中でも四半期のことを指します。先物とオプションのSQ日が重なることでメジャーと呼ばれるのです。

先物取引

先物取引は未来のある時点で売買する価格を決めておく取引です。為替予約と同じようなイメージです。例えば、カフェでコーヒー豆を仕入れるにあたって将来価格が高騰すると予想するとします。現在の価格よりも少し高い価格であっても、予想した価格より低ければカフェとしてはお得ですよね。反対に生産者にとっても確実に今の価格よりも高い金額で売れるのであれば予約して販売した方がお得というわけです。

オプション取引

先物取引はある日に売買をしますよという契約ですが、オプション取引は売買する権利を売買する取引です。

権利なので放棄することができるのが特徴です。権利を購入するのに手数料は発生しますが、100万円になると見込んでいた価格が80万円になった際は実際の金額である80万円で購入することができます。

日経平均のSQ付近での動向

ある一定の価格で売買することを約束しているわけですから、誰もが「この価格がいい!」と思っている価格があります。そのため強制的に売買が執行されるSQ付近では思惑的なトレードが発生しやすくなり、相場が上下しやすくなります。メジャーSQは先物とオプションが重なるので、さらに価格の上下激しくなります。

SQが過ぎると価格は一服する傾向にあります。