ノーベル賞で値上がり期待?「六方晶窒化ホウ素」関連銘柄
2022年は10月4日にノーベル物理学賞が発表されます。イギリスの調査会社クラリベイトでは引用件数が多い科学者をノーベル賞候補としてピックアップしており、それによると物理学賞の候補者は4人です。量子物理学のImmanuel Blochさん、流体現象を研究されているStephen R. Quakeさん、そして日本人が六方晶窒化ホウ素を研究されている谷口尚さんと渡辺賢司さんです。この中で日本人が研究している六方晶窒化ホウ素がノーベル賞に選ばれたら上がりそうな株を紹介していきます!
六方晶窒化ホウ素とは
窒化ホウ素は真空中では1500℃まで燃えないほどの高い耐熱性があり、電気絶縁性に優れているという特徴を持っています。他にも耐食性、潤滑作用、熱伝導性があり、耐熱や潤滑油用の添加剤やグリース、保護用のコーティング剤に使用されています。
外見は小さな結晶ですが、電子コンピューターの材料であるグラフェンなどの光・電子研究に貢献する物質として注目されています。
六方晶窒化ホウ素の関連銘柄
- 黒崎播磨(5352)
耐火物は国内で停滞する一方、インドや欧州への進出に積極的。 - 石原ケミカル(4462)
金属表面処理剤のメーカー。先端電子材料への参入を目論んでいる。 - トクヤマ(4043)
半導体シリコン用の世界大手 - 昭和電工(4004)
総合化学メーカー。セラミック製品の1つとして窒化ホウ素を販売している。 - 信越化学工業(4063)
半導体シリコンウェハース等。
参考記事: