【2022年景気はどうなる】住宅バブルはいつ崩壊するのか?
半導体バブルが弾けたと思っている日本人は多いかもしれません。実はアメリカではもう1つのバブルが弾けたのではないかと言われています。それが住宅バブルです。本記事では本当に住宅バブルは弾けたのかForbsの記事を参考に考察していきます。
リーマンショックを引き起こした住宅バブル
2008年9月に有力投資銀行であるリーマンブラザーズが経営破綻したことから始まったリーマンショックは住宅ローンをもとにしたモーゲージ債の下落が引き起こしたものでした。
住宅バブル崩壊と言われる理由は?
1980年から2000年の間に生まれたと定義されるミレニアム世代は若い世代で22歳。消費世代に仲間入りしたことで存在感が増しています。この世代が住宅を購入するボリューム層となることで需要は増え、供給が追いついていない状態が続いていると言われています。
住宅価格の受容度の低下
アメリカには住宅価格の価格水準を示す指標である「Housing Affordability」というものがあります。100が平均的な住宅価格を表しますが、2010年以降は150付近をウロウロしていました。それが2021年12月から低下し、6月には100近辺まで低下しました。
Monthly Report on Housing Affordability
木材価格の低下
住宅を作る際に必要になる木材価格もコロナ前の水準まで低下してきています。ウッドショックが終わりを告げたともみてとれそうです。
今度どうなるかわかりませんが、10/13のCPIを注目しようと思います。